スキンケアの順番|朝と夜の基本ステップと量の目安

スキンケアの基本の順番は、汚れを落とす(クレンジング・洗顔)、水分を補う(化粧水)、うるおいを守る(乳液・クリーム)の流れで、朝はその最後に日焼け止めを重ねます。迷ったときは「水分の多いものから油分の多いものへ」と考え、商品に使う順番の指定があればそちらを優先してください。この記事では、朝と夜それぞれの手順と、各アイテムの役割を説明します。

朝と夜の基本の順番

朝と夜のスキンケアの順番(基本形)
順番夜朝
1クレンジング(メイクをした日)洗顔
2洗顔化粧水
3化粧水美容液(使う人)
4美容液(使う人)乳液・クリーム
5乳液・クリーム日焼け止め

朝と夜の違いは、夜はメイクや日焼け止めを落とす工程が入り、朝は紫外線から肌を守る工程が最後に入ることです。乳液やクリームに紫外線防止効果のあるものを使えば、朝の工程をまとめることもできます。花王は、日中の紫外線対策には紫外線防止効果のある乳液やクリームを使い、朝と夜で使い分けるとよいとしています。

汚れを落とす:クレンジングと洗顔

メイクをした日の夜は、まずクレンジングでメイクを落とします。コーセーは、その日のメイクは遅くとも寝る前までに落とすこと、メイクとなじんだらこすらず、30〜40秒を目安にぬるま湯で素早く洗い流すことを勧めています。続いて洗顔料で洗顔しますが、ダブル洗顔が要らないクレンジングもあるので、商品の表示を確かめます。

資生堂は、洗顔のあとはぬるま湯で洗顔料が残らないようにすすぐよう説明しています。すすぎ残しは、生え際やあご下に出やすい場所です。朝はメイクを落とす必要がないので、洗顔料を使うか、ぬるま湯だけで済ませるかを、寝ている間の皮脂の量や肌の乾きやすさで決めてかまいません。クレンジングの種類の違いはクレンジングの選び方で詳しく説明しています。

水分を補う:化粧水

洗顔のあと、最初に使うのが化粧水です。花王の解説では、化粧水は水分と保湿成分を角層まで補い、みずみずしい肌に保つものとされています。洗顔後に時間を空けると肌が乾きやすいので、タオルで水気を押さえたら早めにつけます。

  • 花王は、化粧水の量の目安を手のひらに3〜4振りとしています(商品に指定があればそちらを優先)。
  • 頬、額、鼻、口もと、目もとの順に、内側から外側へなじませる。
  • こすったり、力を入れてすりこんだりしない。
  • 手でもコットンでもよいが、コットンを使う場合はたっぷり含ませて肌をこすらない。

肌質に合う化粧水の選び方は化粧水の選び方にまとめています。

※価格・在庫は2026年11月8日 8:38時点のものです。購入の時点で各ショップに表示される価格が適用されます。最新の価格・在庫・送料は各ショップでご確認ください。

悩みに合わせて足す:美容液

美容液は、乾燥しやすい部分のうるおいを補うなど、目的に合わせて足すアイテムです。基本は化粧水のあと、乳液やクリームの前に使います。ただし、洗顔後すぐに使う「導入美容液(ブースター)」のように、化粧水の前に使う指定の商品もあります。順番は商品の使用方法の記載に従うのが確実です。

美容液を2種類以上使う場合は、さらっとした液状のものを先に、とろみやクリーム状のものをあとにすると重ねやすくなります。部分用の美容液は、顔全体に使うものを塗ったあとに、気になる部分へ重ねるのが一般的です。

美容液は使わなくてもスキンケアは成り立ちます。まず化粧水と乳液の基本を整え、そのうえで気になる点があれば加える、という順に考えると、アイテムが増えすぎずに済みます。

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うるおいを守る:乳液・クリーム

化粧水と美容液のあとに、乳液またはクリームを重ねます。花王は、乳液・クリームは肌の表面に皮脂膜の代わりとなる膜をつくって保護するものと説明しています。資生堂も、化粧水だけで終えず、化粧水と乳液をセットで使うことを勧めています。

  • 量の目安は、花王の解説で乳液は1円玉大、クリームはあずき粒大とされています。
  • 乾燥しやすい頬や目もと、口もとは、指の腹で少量を重ねづけする。
  • べたつきが気になる額や鼻は薄めにする。

乳液とクリームの両方を使う場合は、さらっとした乳液を先に、重いクリームをあとにします。脂性肌の人は乳液だけ、乾燥がひどい季節はクリームまで、のように季節で調整してもかまいません。

朝の仕上げ:日焼け止め

朝は乳液・クリームのあと、メイクの前に日焼け止めを塗ります。商品に書かれた使用量を目安にムラなく塗り、耳や首まで忘れずに塗るのが基本です。花王は、塗り直しは2〜3時間ごとにこまめに行うことが大切だとしています。SPF・PAの選び方は日焼け止めの選び方で説明しています。

順番で迷ったときの考え方

  1. 商品の使用方法に順番の指定があれば、それを優先する。
  2. 指定がなければ、水分の多いさらっとしたものから、油分の多い重いものへ重ねる。
  3. 「オールインワン」など1本で済ませる商品は、その1本を洗顔後に使い、朝は日焼け止めを重ねる。
  4. 新しいアイテムを加えるときは1つずつにし、肌に合うかを見てから次を足す。

よくあるつまずき

  • 化粧水をつけたあと、時間を置きすぎてから乳液を塗る:化粧水がなじんだら、乾ききる前に次へ進むと重ねやすくなります。
  • 重ねる前の量が多すぎて、べたつく:量の目安を守り、足りない部分にだけ重ねづけします。
  • 朝のメイク直前に重いクリームを厚く塗る:ファンデーションがよれやすくなります。朝は軽めにし、夜にしっかり保湿する分け方もあります。
  • 同じ目的のアイテムを何本も重ねる:手間と費用が増えるわりに違いが分かりにくくなります。役割が重なるものは1つに絞ります。
  • 疲れた夜にクレンジングを省く:メイクや日焼け止めを落とさずに寝ないよう、手早く済ませられる手順を決めておくと続けやすくなります。

毎日続けることがいちばん大切なので、手順を増やすより、無理なく続けられる最小限の流れを決めておくことをおすすめします。

まとめ

スキンケアは「落とす→補う→守る」の3段階で考えると、アイテムが増えても順番を見失いません。基本の順番を押さえたうえで、商品ごとの指定と自分の肌の状態に合わせて量や組み合わせを調整してください。商品一覧では、化粧水・美容液・日焼け止めなどを種類ごとに比べられます。